機転力・会話は生き物

機転力
・会話は生き物
いつも予定通りに進行するとは限らない。何気ないひと言で白けてしまったり、誰かの軽率な発言で場が荒れてしまうことだってある。

そんなとき「機転力」の出番だ。場の空気をとらえ、流れを予測して、相手の一歩先を読み、先回りする。その場にふさわしいアドリブで盛り上げたり、ときには裏をかいたりしてみんなを驚かせる。気がついたときにはキミが主導権を握って会話を進めているはずだ。

「場の空気が読めない男」と言われないために……

ある飲み会(3対3)で、Aは、いつになく調子に乗ってギャグを連発していた。ところが一番仲のいい男友だちのBから、突然こんなことを言われてしまった。

「あのさあ、何ていうか、もうちょっと空気を読めないかなあ、空気を……」
そのとき、Aのとった態度はこうだ。

「あ、空気ね。え~と、ちょっと待ってよ。気温23℃、湿度62%、酸素が19%で、今日はちょっと少なめだな……」
最後まで言い終わらないうちに、AがBに首を絞められたのは言うまでもない。

Aみたいなヤツのことを「場の空気が読めない男」と言う。すでにBから「今はギャグを飛ばす雰囲気ではない」とたしなめられているにもかかわらず、追い打ちをかけるようなギャグ。しかもつまらない。もっとも嫌われるタイプである。

じつはこの日は、3人の女性のうちのひとりの「仕事上の悩み」が話題になっていた。Aは、なんとか元気を出してもらおうとギャグを連発していたのだが、その悩みは思いのほか深刻だったのだ。その子が、Aと目を合わせないようにしてテーブルの下でこぶしを握りしめていたのを、Bがめざとく見つけていたのである。

「会話」は、医師と患者の関係によく似たところがある。
インフルエンザにかかっている患者にインフルエンザの薬を注射すれば、たちどころに効くだろう。ところが、ただの風邪にもかかわらずインフルエンザの薬を打っても効果はない。
治療をする前に「病気」を特定することが何よりも大切なのである。会話も同じだ。

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2011年10月21日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:コツ

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